小学生のICT教育は本物?

小学校高学年になった娘のチャック。


自宅でパソコンを使ってる姿をよく見るようになった。
国の「GIGAスクール構想」の政策で、1人1台のパソコンが貸与され、教育におけるICTの活用が必須となった。
また、これからは従来の一斉教育だけではなく、多様な子ども達に対応する個別最適化された学びを実現するのだそうだ。


本当に、小学生にパソコンの活用が浸透するのだろうか。
自分が初めてパソコンに触れたのは、たしか大学に入ってから。
あの学生時代に苦労したことを、小学生ができるのだろうか。

 

チャックの様子を見ると、学校からの連絡をパソコン上で確認しながら宿題や課題に取り組んでいる。復習したいときは、いつでも資料が取り出せるようになっている。
最近は、パワーポイントのようなソフトを使って意見発表のための資料づくりや、プログラミングの課題に取り組んでいる。
プログラミングの内容を見てみると、なんとエクセルのIF関数のような条件を設定して答えを導いてる。


一番驚くのは、もう両手を使ってタイピングしていること。
それも早い。たぶん、仕事で毎日パソコンを使用している自分より早いかも。
パソコンやソフトの操作も、スマホのように手慣れたものだ。
もう、自分の大学生時代よりスキルは上である。(残念だが負けを認めざるを得ない)

 

ただ、パワーポイントのようなフレームづくりはできるが、その中に入れる文章や表現が追い付いていないような気がする。
伝えたいことは分かるんだけど、それが文章、語句となって表れない。
それは学年が上がれば、中学になれば、ということかもしれないが、少し違和感を...。

これも英語の早期教育でよく言われる、国語力、コミュニケーション力が先なのかもしれない。

 

何はともあれ、こどもの吸収力はすごい。
だからと言って、デジタルのように何から何でも詰め込めるものではないことは確か。
チャックには、子どもっぽいアナログ的思考もずっと持っていてほしい。