心から楽しむことが一番。

「パパー、もう無理~」
帰りの最後の特急電車に乗り込んで
チャックが真っ先に発した言葉。


今回の旅行は1日目がUSJ、宿泊は六甲アイランドにあるホテルで2日目は天保山海遊館。移動はすべて電車となった。

 

乗り換えも多くチャックはしっかり歩いてくれるか、そして予定どおり回れるか、出発前は少し心配だった。
去年東京に行ったときは、乗り換えが断然少なかったが、それでも最後のほうは「抱っこして」の連発。

 

しかし、チャックはこちらの心配をよそに、予想以上の頑張りだった。
2日間を通して、特急、環状線、地下鉄、モノレールの乗り換えが13回にも上り、駅の長い階段を昇り、電車で立ちっぱなしの時もあったが、自分のリュックをしっかり背負い、最後まで歩いた。大きなスーツケースもたまに引っぱってくれた。(成長を実感)

 

この力の源泉は何なんだろう。
楽しいことへの期待や、楽しかったことの満足から湧いてくるのだろうか。
チャックを見ていると、後先を考えずにその時を目いっぱい楽しんで生きているように見える。

 

それにひきかえて我々大人は、帰ってからの仕事のことを考えたり、散財したことへの反省などで、トーンダウンしてしまっている。
だから、顔を合わせるたびに
「疲れた~」
になるのだろう。

 

せっかくの家族旅行、これからは素の自分を出して楽しむことに。
これが生きる活力になるんだ。