一緒に歳をとりました。

我が家の愛犬トイプー。

すっかりおばあちゃんになってしまった。

散歩のスピードもゆっくり。

毎日2回の食事も、食べたり食べなかったり。

オシッコはシートを外す回数が増えてきた。

一番の変化は、白内障であまり見えていないこと。

散歩中に道路の溝に落ちたり、家の中ではテーブルや椅子の脚、時には壁にぶつかっている。いつもヒヤヒヤで、時々フラついて倒れそうになる。

また、耳もあまり聞こえてないのかもしれない。家族の声や周りの音への反応が弱い。

以前は声をかけると、真っ黒いビー玉のようなくりっくりな目で、首を右に少しかしげて返してくれた。

見えない、聞こえないことで少し敏感になっているのか、警戒心も強くなり、一緒に遊ぶことも寝ることもほとんどなくなり、周りのことにあまり興味を示さないように。

トイプーが少しずつ離れていくようで、寂しさが増すばかり。

もしかして、トイプーの行動にあわせて、飼い主が勝手に離れていっていることにしている?いやそんなことはないはず。不安がつきまとう。

しかし、寂しさと不安が一気になくなる時がある。それは家に帰って来たとき、ターっと走ってきて、声を出して脚に抱きついてくる。

そのトイプーを思いっきり抱っこしたとき、まだ大丈夫、大丈夫、と安心する。

家族もトイプーも未来はどうなるかわからない。ただ、悔いのないように今を生きていきたい。

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