利き手の反対の手を鍛える。その効果は?

「左利きの人は、頭脳明晰で応用力の高い人が多い」
テレビで流れていたこのことに刺激を受けて、
右利きの自分は、左手をつかさどる右脳を鍛えることに。

 

3年前から左手で2つのことを続けている。

効果をなるべく早く感じたかったため、毎日しなければならないことを選んだ。
ひとつは歯磨き。
1日2回、少なくても1回は必ずすること。
もうひとつは、ひげ剃り。
これも1日1回する。
実は食事のときの箸とスプーンを左手で、と思ったが、外で食べるときはぎこちなくて見た目が悪いよ、と女房に言われ断念。

 

最初は、ブラシや刃の面が裏返ったり、磨がき残しが多かったり、剃らなくてもいいところを剃ったりしていた。時間もかかった。
しかし今では、どの歯のどこを磨いているか指先で感じることができるし、あごの曲面具合を調整しながら剃ることもできるようになった。
意識しなくても左手を使うようになっていた。いや、右手より上手いかもしれない。

 

問題は効果のほうである。それが確実に出ているのだ。
1年経つか経たない頃から、仕事の会議でパッとアイデアが浮かんだり、返す言葉が無意識に次々と出てくることがあった。
今も、難題や物事をシンプルに考えらるようになったとともに、核心を見抜く能力が上がったような気がする。(レベルは低いですけど)

 

そう言えば大学時代の実験で、片方の腕を鍛えるともう一方の腕の筋力も上がったことを思い出した。

右脳を鍛えることで左脳の働きも良くなり、脳全体のバランスが良くなっていることも考えられるかも。

 

さて、次の左手への転向は何にしようか。
書くこと、それとも食べるときのアレにするか。