こころの新しい生活様式は?

新規感染者が少なくなったとは言うものの、まだまだ収束しない新型コロナウィルス。

コロナ禍の生活も、もう1年半。会社の仕事がだいぶ変わった。

会議や業者との打ち合わせはzoomかメール。東京などへの出張はなくなった。

変わってきたことで心配なことも。メンタル面での病欠や退職が増えてきている。今までになかったことだ。

話を聞くと、仕事への不安があり自信が持てないとのこと。今までもこのような社員はいたはず。

ただ、今までと違うのは、対面による話し合いや部署間のコミュニケーションが、断然少なくなっている。社内、そして同じフロアでもメールでのやりとりが基本になって、必要最小限のことしか書かないし、伝わってない。不満や愚痴も封印してしまっているのかもしれない。

直接話をしてもマスクをしているので、顔の表情から相手の反応を察することも難しい。

いろいろなところが、抜け落ちてしまっている。

そして、病気ではなく寿退職する社員に対しても。いつもだったら送別会をしたり、みんなで集まって記念品などの準備やらで、寂しいけど楽しいものがあった。

でも今は、それすらなくなってしまい、気にかける者も少なく、淡々と時が過ぎていく。

自分を含め、何も感じなくなってしまっていることが怖い。

何か良い解決策はないかと思うが、周りの状況の変化の速さに、追い付いていけてないのが虚しい。

コロナ禍での新しい生活様式もいいが、このような人の感情や心の持ち方への新しい様式はあるのだろうか。

きっとある。と信じたいが…。